デンタルニュース

健康のバロメーター!唾液が少ないとどうなるの?

最近食べ物が飲み込みにくくなった、口臭が強くなった気がする、よく口内炎ができる、等の症状でお悩みの方はいませんか?
それは唾液の分泌が少なくなったからかもしれません。
お口の健康のバロメーター、唾液が減ることで起きるお口のトラブルと、分泌を促す方法をご紹介します。

唾液が減るとどうなるの?

・むし歯が増える
唾液には、むし歯菌が出す酸を中和させたり、酸で溶かされた歯を再生する働きがあります。唾液が少ないとその働きができないため、むし歯が増えてしまう恐れがあるのです。
・歯周病が進行しやすくなる
歯周病菌はもともと口の中にいる菌です。唾液が減ると、毒性の強い歯周病菌がより多く繁殖し、歯周病が進行しやすくなってしまいます。
・口臭が強くなる
唾液には口腔内の細菌を洗い流す作用があります。しかし唾液が減ると細菌が増え、臭いガスを発生させ、口臭の大きな原因になります。
・口内炎が出来やすくなる
口の中は唾液によって保護され殺菌されていますが、唾液が少なくなると粘膜が傷がつきやすくなり、口内炎が出来やすくなります。

唾液を増やそう!

唾液の分泌量は子供や若者の方が多く、加齢に伴い減少していきます。しかし最近の研究で、刺激することによって分泌される唾液の量は、年齢を重ねても変化しないことがわかってきました。
1.良く噛んで食べる
一回につき30回咀嚼(そしゃく)をして食べましょう。唾液の分泌が盛んになるだけでなく、胃や腸の負担も軽減されます。食後にキシリトールガムを5分間噛むのもおすすめです。
2.おしゃべりを楽しむ
舌を動かすことは、唾液の分泌を促す作用があります。早口言葉を喋るのもおすすめです。
3.唾液腺をマッサージする
唾液腺は耳の前やあごの周り、舌の下にあります。両手の指の腹を押し当てて、優しく円を描くようにマッサージしましょう。
4.水分補給をする
体の水分が不足すると唾液の分泌も少なくなります。夏は熱中症対策にもなりますので、こまめな水分補給を心がけましょう。
5.早めに歯科医師に相談する
飲み込みにくい、口内炎が治らない、口臭が強いなど、心配なときは早めに蔵前の笠原歯科へご相談ください。

2018-07-17 | Posted in デンタルニュースComments Closed 

 

虫歯より深刻…?その飲み物で酸蝕歯になるかも!

のどが渇いたからと冷たい炭酸飲料やスポーツドリンクを、長い時間かけてちびちび飲んではいませんか?でもその飲み方、酸蝕歯(さんしょくし)になってしまうかもしれません!

酸蝕歯とは?

酸蝕歯とは、食べ物や飲み物に含まれる酸によって歯のエナメル質が溶けてしまった歯です。

人間は口にする食べ物に含まれる酸や、虫歯菌が作り出す酸によってお口の中が酸性に傾きます。
ややアルカリ性の唾液はその酸を洗い流し、お口の中を中性にもどして中和し、健康な状態を維持する役割があります。

しかし、酸性の強い食べ物や飲み物に長時間触れ続けていると、唾液による洗浄と中和のサイクルが間に合わず、酸により歯のエナメル質が溶けてしまいます。
歯が溶けると、熱い物や冷たい物がしみたりします。やがて歯の艶が消失し、擦り減ったり、薄くなったり、穴があいたり、象牙質が露出してまだらに見えたりします。虫歯との違いは、細菌が関与していないということです。

歯のエナメル質が溶け出す目安は、口内の「pH」が5.5前後です。
pHというのは、酸性・中性・アルカリ性の度合いを表す単位で、中性を示すpH7を中心に数字が大きいほど強いアルカリ性、数字が小さいほど強い酸性であることを表しています。
味が酸っぱい=酸性ではありません。
お子さんが大好きな100%のフルーツジュースやコーラは酸性が強いので気付かない内に歯のエナメル質が溶けているかもしれません。
飲み方には注意が必要です。

酸蝕歯予防法は?

お口の中が酸性に傾く時間を短くするため、ジュースやスポーツドリンクのちびちび飲みをやめましょう。
また、酸性の飲食物を口にしたら、その後すぐに水やお茶を飲んだり、うがいをしましょう。
ただし、食べた直後にゴシゴシ歯を磨いてしまうと、歯を傷つけてしまいます。酸性の強い物を食べた時は、食後30分ほど経ってから歯磨きをしましょう。

また、リカルデントガム(キャドバリー)、ポスカムガム(グリコ)などは、カルシウムが再石灰化しやすい形で含まれており、歯にカルシウムを供給することができるので食後に噛むと効果的です。
また、寝ている間は唾液が少なくなるので、就寝前のお酒は控えましょう。
酸蝕歯はゆっくり時間をかけて進行するため、定期的に歯科検診を受け予防することが大切です。

気になる症状がある方は蔵前の笠原歯科にご相談ください。

2018-06-15 | Posted in デンタルニュースComments Closed